家のこと

うらべにさん家
うらべにさん家は、秩父地方の養蚕農家の構造だそうです。
昔、養蚕が盛んだった秩父地方では、二階建ての家の一階が生活の場で、二階は、蚕棚を作って蚕を育てる作業場だったのだそうです。
寒い時には二階の蚕が寒くないように一階の囲炉裏に火を入れて暖める。
現金収入の糧ですから、「蚕様」と呼んで大事に育てたのですね。
座敷にも奥座敷にも、囲炉裏が作ってあったそうです。
今は、座敷の囲炉裏が掘り炬燵で面影を残して使っています。
熾き火を入れて使う掘り炬燵は、とても暖かいのですよ。

焼き網
囲炉裏の道具 幼いときの記憶にあった物が、ありました。
町の金物屋さんに行って、諸々の物を買ったとき、
昔、こんな物使ったんだけどね〜。もう無いよね。と言ったら、
あるよ!とおっしゃるじゃないですか。
特注しているのだそうです。
使い方は、真ん中で熾きている火をこちらに寄せて、餅やスルメを自分で焼くんですよ。
で、囲炉裏の回りで、ちょいと一杯!
(焼き網と名付けましたが、正式名称が解りません。)
鉄瓶 ごとく 火消し壷
囲炉裏道具 囲炉裏やストーブの回りで使う道具のご紹介を致しましょう。
きっともう見かけることの無い物でしょう。
これは、鉄瓶、ごとく、火消し壷。
火消し壷は、休む時に残っている熾き火を移して消火します。
ストーブの熾き火もこれで消火して、消し炭を作ります。
消し炭は、火付きが良くてとても重宝します。
冬は、煮豆や煮物をコトコトと煮ています。

薪ストーブ
ストーブ 私は、薪ストーブが欲しいな〜と言いました。
なんとこの家には、薪ストーブがついていたのでした。
冬、ストーブで赤々と揺れる炎は、何とも言えません。
熾き火を囲炉裏や七輪に移して、煮炊きをしています。
冬場は、ガス代がグッと下がるんですよ(^^)/
憧れていてもストーブの暮らしを手に入れるのはなかなか大変だったと思いますが、家にセットされていましたから、自然に火を焚く暮らしに入ることが出来ました。
薪を探すのも楽しいのですが、1シーズンには随分燃やすので大変です。
建築屋さんが届けてくれる廃材や、ダムの流木などを切ったり割ったりしています。

囲炉裏
囲炉裏 極楽さんは、囲炉裏の家が良いな〜といいました。
なんとこの家には、囲炉裏がついていたのでした。
釣った魚を、熾き火で焼いて・・・・・と、にんまりしていたら、キャッチ&リリースですって。
頂き物の鮎を、時々焼いています。

うらべにさん家
家 この家は、大正時代に移築された家だよ」と、ご老人がいいます。
昔は、新築するだけの力の無い者は、誰かが家を建てるときに古い家の材料を買い取って家を建てたと、本に書いてあった。
多分、そんな家なのでしょうね。
だから、多分明治時代の物なのでしょう。
腕の良い大工さんが、工夫を凝らして建て直した様子が伺えます。
吹き抜けにした玄関上には、このようなホゾの後が見えます。