農のこと

農
米や野菜を作っています。
鍬頭(くわがしら)は、極楽さん。
あれもこれも・・と言う私の希望する作物を、頭を痛めながらも作付けしてくれています。
ほとんどの野菜は、畑でまかなうことが出来ます。
それから道行く人が、「それは何?」と聞いてくる物もね。

04年から稲作も始めました。
日本人の主食である米と野菜が出来るというのは、大変心強いです!
07年、秩父の農業の特性であった養蚕が消えかけています。
来春、養蚕が出来たらと種にする繭を頂いたので、群馬の養蚕家にて研修をしてきました。

養蚕
蚕 昭和の中頃まで、秩父の農家の収入源は養蚕でした。
養蚕農家と言われる2階造りの家でお蚕様を飼い、繭を出荷していたのです。
小さな種卵から生まれたケゴに、桑の葉を与えながら育て、繭をとるのです。
春から秋・・・最盛期には初冬まで7回ほど飼っていたそうです。
蚕 お蚕に与える桑畑の手入れ、入梅時期の桑刈り、濡れている葉を与えてはいけないので広い作業場が必要となるのでした。
           昼夜の別なく桑を食べて、そろそろ繭を作る頃になると、白かった体が透明感を持って桑を食べずに天を仰ぐようになります。
まぶし 作繭 回転まぶしという道具に、移すと、自分の部屋を決めてその中で繭になります。
まるで、お蚕のマンションですね。
自分の部屋で糸を吐き、真っ白い繭になります。

繭 毛羽を取り除き、中のサナギが蚕蛾にならないうちに出荷、糸ひきになります。
アスパラ菜
アスパラ菜 2006年の一押しは、アスパラ菜。
夏の終わりに蒔いたそうですが、10月11月とたくさんの緑をいただきました。
トウがたったものを、折り採って来るのもゴミにならなくていいです。
(だって、極楽さんたら土の付いた根っこごと、流しの中に投げ込むんだもの。)
炒めて良し、お浸しに良し、葉っぱを全部とって茎だけにしたら、柔らかいアスパラと間違うんじゃないかな?・・・と思います。
今、11月も半ばだという時期に、黄色い菜の花のような花を咲かせているんですよ。
湯豆腐の鍋に、花だけを摘んで入れたら風流な鍋になりました。

タキイの種 2006年のnew商品だそうです。

大豆
大豆 味噌や納豆を作るのには大豆が必要ですが、何故か我が家では上手くできないのです。
マルカメ虫が付いて、極楽さんは指で潰したり、牛乳と洗剤を混ぜた液をスプレーしたりしましたが駄目でした。
でも、せっかく作る味噌や納豆だから国産大豆で作りたい。
そこで探したのが、茨城のAさん宅。
師匠と呼ばせて頂くご夫妻が、手塩に掛けて育て選別してくれます。
バイタリティー溢れるご主人は、とても明るく前向きな営農をされています。
それを影からバックアップしている奥さん。
お手本にしたいご夫婦です。

豆類って、収穫後の選別がとても面倒な仕事です。
一粒一粒、転がしながらチェックするんですよ。
(実は、うらべにこの作業が苦手です。)
選別から落ちた物は、又、畑に戻すととても良い肥料になるそうです。
その昔、現在のように化学肥料を多用しない時代には、豆のカスや油カスを使ったのですね。
いつまでもお元気で、安心出来る国産大豆を作り続けて頂きたいです。

ウリズン
ウリズン 四角豆っていうんですね。
種を選ぶのも、農の楽しみですよね。
今年の作付けを元に、連作にならないよう場所を決めるのは極楽さんの楽しみ出もあるようです。
ネットや届く園芸屋さんのカタログを嬉しそうに眺めています。
見たことも無い作物が出現しますので、散歩の方などからよくお声が掛かります。
ウリズンも花が綺麗なので、眺めて行く人がいます。
鞘もツルも食べられるんですって。

エンサイ
エンサイ エンサイを作って2年目になります。
去年は見られなかったエンサイの花が咲きました。
ヨルガオに良く似たはなです。
それもそのはず、だってユウガオ科なんですよ。
最近、中華料理で人気があるそうですが、とても丈夫です。
脇芽を摘むと、どんどん萌芽して大きな株になります。
きっとプランターでも、栽培出来ると思いますよ。

野菜の花
ニンジン・キクイモ 野菜は、”食べるだけ”では、可愛そう。
ちょっと残しておくと、可愛い花が咲くんですよ。
これは、ニンジンの花とキクイモの花。
キリリと締まったいい色をしてると思います。
そして長持ちするんですよ。
食べるだけででは、もったいない野菜の花。

土作り
木の葉 毎年、晩秋から冬には落ち葉かきをする。
冬枯れした山で落ち葉を集めて、腐葉土を作る。
落ち葉と鶏糞と米糠、発酵を促すコーランを混ぜて、木枠の中に詰め込む。
1,2週間したら、切り返し。
この作業を3回程繰り返して、寝せておく。
それが、木枠の中に思いの外入るんですよ。
だから、落ち葉集めが大変。
良く考えれば、冬場の運動不足解消になるかな。
そして、安全美味しい野菜が食べられれば、苦ではなくなります。

この山間の里に暮らして、小さな虫達の事も知らないことが多い事に気付いた 。
木の葉 アブラムシを食べるというテントウムシは、冬の間我が家の押入で同居する。
晩秋の天気の良い日に、谷間をテントウムシやカメムシが乱舞する。
そして、知らない間にどこからか家の中に進入し、押し入れでちゃっかり冬眠状態になっている。

落ち葉を集めていたら、隠れていたテントウムシのお布団を剥いでしまった。
ゴメンネ・・と言いつつ袋に入れて、我が家の畑に移住していただいた。
来春は、押入の中のテントウムシ達にも、働いてもらおう。
アブラムシ退治に一役買ってくれるかな?